おしゃれを楽しむ!Maison de Remode Niki’s diary

埼玉県川口市の洋服お直し屋の日記

フェイクレザーのプリーツスカートの着丈詰め、後半はNikiのエシカル消費の意見含む

 

BALLSEYのフェイクレザーのプリーツスカート。

 

ーBefore-

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とても可愛いのですが、古着屋さんで購入したせいか、一つ問題点が・・

 

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盗難防止のタグの太いピンが、あろうことか前面のウエスト付近に・・・もっと目立たない部分にするとか、影響のない縫代にするとか、何とかならないんでしょうか。チェーン店の大きい古着屋さんだっただけに商品の扱い方にがっかりです。だって、この穴ふさがらないよ?そこからダメージが広がる可能性もあるし(´・ω・`)

 

着丈がたまたま長かったこともあり、ダメージがある部分のカットも含めて、ウエストから着丈詰め。プリーツスカートは、プリーツ(折りひだ)に形状加工していることが多いため、裾側からでなくウエスト側からスカート丈をカットすることが多いです。

 

ーAfterー

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穴部分はカットしたのでなくなりました^^

学生服を含め、プリーツスカートではウエストから着丈詰めをよくやります^^でも、売り手には品物をもっと大事に扱ってほしいです!

 

フェイクレザーといえば・・

この秋冬コレクションからリアルファー使用を廃止したアルマーニ。大きなニュースとなっていました。エシカル(倫理的)であったり、アニマルウェルフェア(動物福祉への配慮)という意識がファッション業界でも広がってきています。“GREEN DOWN PROJECT”というリサイクル・ダウンへの取り組みも話題ですよね。

売り場でも、本物の革・毛皮と同じくらいフェイクレザー・フェイクファーの商品を見かけます。しかも、フェイクの具合がぱっと見では本物と見分けがつかないΣ(゚Д゚)すごいです!でも・・厳密に見たらやっぱり本物とフェイクの違いはあります。長い目でみたら、風合いの出方も違うでしょう。私はお直し屋なので、年季の入った革・毛皮にもよく遭遇しますので・・経年による風合いを纏ったそれらは、それはそれは愛しいものです。やっぱり、命をいただいているのですから、いくら精巧なフェイクが作れたとしても、天然素材と差はあって当然だと思います。

それならば、消費者である私が今できることは・・・

・“安いから”という理由で買わないこと

・既に製品になっているものには粗末に扱わないこと。

 

薄利多売のために残酷な方法で失われていく命があることに目を背けず、そういう動物たちを減らしていくことができるのは、一人一人の誠実な購買行動。

購買行動=企業への投票とはよく言ったもの。倫理観=購買行動を模索中のNikiです。

 

ーお問合せ先について
Maison de Remode Nikiは予約制です。
自宅を利用した小さなアトリエですので、お手数ですが、まずは下記メールアドレスにご連絡をいただいてから、詳細などご返信させていただきます。
お洋服のサイズ変更、デザイン変更、ユニバーサルデザイン(機能美Remode.)への変更・・etc・・・
 
メールアドレス maisonderemode.niki@gmail.com
 
営業時間  12:00~20:00  
時間外は応相談、お問い合わせはいつでも大丈夫です。24時間以内に必ずご返答いたします。
お修理品の全体写真・お修理箇所のアップ写真・ざっくりとしたお修理寸法やご希望などを添えていただけると、だいたいのお見積りも出ます^^実物を見て、若干お見積りと前後することがありますのでご了承ください。
 
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