相棒、君とはもう、人生の半分を一緒にすごしてきた。
君のどこが好きかと聞かれたら、こう答える。
頑張り屋さんなところ。
色白な体。
もの静かなたたずまい。
君の不調には、気づいていたんだ。
言葉を発せない君は、実力行使で体の不調を訴えてきた。そんな君をなだめるように、ご機嫌を取りながら、毎日二人三脚での仕事。
11月、繁忙期のピーク。君は、傷んだ体を酷使して頑張ってくれた。
11月末に、君を病院へ。12月初旬の繁忙期の追い込みを前に、本格的に体調を崩されたら困るからだ。
医者は、すぐに休ませ入院させるべき、と言った。
君の体は私が思っていた以上に深刻な状態だった。
それなのに、今君に入院されては困る私は、入院させずに連れて帰った。
昨日まで何とか働いていた君は、まだ頑張れるだろうと・・・
そして、さらに一週間、君に過酷な労働を強いた・・・
ようやく明日から、君を入院させてあげることができる。
ゆっくり骨休めしてきてよ、私の相棒。無理させてごめん。
というわけで、私の相棒“SPUR 96”が明日からメンテナンスのため入院します(;O;)
ホントに頑張り屋さんで、不調なのに、入院前に苦手な厚物ステッチもやり遂げてくれました。ホント、無理させてごめんなさい!という気持ちでいっぱいです。。
医者=ミシン修理屋さんに、
仕事で使ってる人は皆さん2台持ちしてますよ、なんで2台持ってないんですか?
みたいなことを言われたんだけど。
[皆さん]ってどこと・どこと・どこのひと?!何丁目何番地?!と小学生のようなことを、心の中で喚き散らすしかない、ちっぽけな私。。。1台を酷使してきたのは私の責任ですから。。。
1台持ちの理由としては、
・苦手なものもあったけど、この1台でだいたいこなせたから。
・ミシンを2台置くスペースなどないから。(ロックミシンは3台持ってるんですけど~と言ったら不思議がられた。だってロックミシンは場所とらないから。)
・亡くなった父が買ってくれたミシンだから。
・ミシンは一生もの、ミシンは嫁入り道具、の時代は何処?!
工業用ミシンに比べると、職業用ミシンは馬力で負けてしまうので、仕事用として100%満足していたわけではないのですが、思い入れもあるし。でも、モーターが付いてないので音は静かなほうだし、軽いのでこれまで引っ越し族だった私には勝手が良かった。
理由なんて、人それぞれでしょ。[皆さん]なんて、十把一絡げにしないでいただきたい(´・ω・`)
なんて。
これから修理をお願いする人に悪態なんてついて。。自分が悪いのにね(´・ω・`)
相棒、君の帰りを待っているよ。
元気になって帰ってきたら・・・・・・
・・・年内仕上げ、頑張ろうね(^^)/
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