Hey,he---y!!!
“貴方のお洋服を、もっとドラマティックに!”
川口市で [洋服お直し✂と骨格診断👗] のアトリエやってるNikiです✨
このブログをUPするころ、こんばんは!なのか、お早うございます!なのか?
時間がよめなかったもので、好きなラジオ番組の冒頭挨拶を真似てみました^^
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先日に引き続き、【半・分解展】に行ってきました!
maisonderemodeniki.hatenablog.com
展示会主催者の長谷川彰良さんと、服飾史家の中野香織先生のトークショーがあり、絶対拝聴したかったんです^^1時間30分があっという間でした。
自分で体感してきたことを自分の言葉で表現できる方のお話は、いくら聞いていても尽きないし、飽きない。なんて凄いんでしょう。
トークショーの後、展示会場にも立ち寄り。入場規制するほどの大盛況!!
どの展示物も貴重で、だからこそ、そんなものを根掘り葉掘り手に取って見られるなんて新鮮で斬新。
好みによるのでしょうが、ぱっと目を引くのは、これ??
アビ・ア・ラ・フランセーズ。
今から200年以上前の、フランスの上流階級の正装上衣。素材はシルクで、元々の色は真紅だそう。
この子だけ人台がヴィンテージ。肌感やボディラインが合っているせいか、雰囲気プンプン。朽ちて尚、美しい。
それと対照的に、私が最も愛情を感じた服がこちら。
フランス革命を起こす市民たちが着ていたとされるカルマニョール。
上質ではないウールであることは感じ取れましたが、当時はもっと鮮明なネイビーで、生地に毛足もあったなら、立派なお仕立てだったことでしょう(*´ω`*)
解体されてパネル展示されている左半身の内袖には2か所ハギ目が見られますが、解体されていない右半身は、全く違う場所に1カ所小さなハギがあるのみ。機能性のためのハギ目ではなく、生地が足りなくてつぎはぎして仕立てられていたと感じました。
そして、この袖の裏側
なんで、ここだけ花柄^^
これは右袖口の裏側。現代でも、腕時計をしている側の内側だけほころびやすく補修することはよくありますが、この補修はいったいどういう経緯でできたのか??補修に使われている生地が花柄のせいか、なんだか男性に向けた女性からの愛情を感じました。自分のドレスから端切れを裁ち出したのかな?。
生活にも困る暮らしをしていた人々が、それでもこの服を仕立てて着たかった理由と併せて、背景に魅力を感じる1着✨
見て、触って、着て、体感する。それぞれのバックグランドと相まみれて、未知の感情と遭遇できる展示会だと思います。気になっている方は、是非思い切って足を運んでみることをお勧めします!文化財として極力現状維持をすることも必要ですが、視覚のみでは感じ取れないリアルな情報、感情がこんなにあるなんて。
別件ですが先日、Nikiのアトリエにお直し出しにいらしてくださったお客様に、
「サイズが合わなくなって着られないけど、気に入っているから捨てられなくて。。
服の賞味期限って何年くらいなんでしょう?」
と聞かれました。
「何年ということではなく、どんなにボロボロでも、直して着たいと思ううちじゃないでしょうか」
というようなことをご返答いたしましたが、着られはしなくても、誰かに何かを継ぐために日の目を見た服もまた、まだまだ現役ということになるでしょうか。
まだまだ頭の整理と、勉強が必要です。。
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