介護疲れが原因の事件が増えていますね。私が住む川口市でも、昨日、介護疲れが原因の殺人事件がありました。そんなニュースを目にするたび、自分も介護の当事者になるかもしれなかった過去を思い出すので、他人事と思えません。。その経験がユニバーサルファッションを学ぶきっかけとなり、機能美Remode.は始まったんです。
お気に入りの服を自分で着られるように。
着せる側の負担が軽減するように。
求められる機能はそれぞれ違いますが、気持ちと体の負担が少しでも軽くなるようなお手伝いになればと思います。
些細なことでも解消されるとけっこう便利なこと
今回は、そんなお話。
・指先での細かい作業、苦手になってきた…
・手を洗う時など、毎回のボタンの開け閉めは面倒…
ブラウスの袖口のボタンでそんな風に感じることありますよね。
ーBeforー
ーAfterー
わかりずらい写真ですみません、どこが変わったのかというと、袖口です。
ー外袖側ー
ー内袖側ー
After手書き図の赤色の部分がお直しした箇所です。
元々、袖口は普通のカフス仕立てで、ゴムは入っていませんでした。背中のヨーク布はほぼ表・裏面が共布になっているので、裏面から生地を取って、袖口を幅出し。袖の内側でゴムで袖口巾を調整して仕上がり幅は元寸に。そのため、一見修理箇所とわかりません。それでも、袖口のボタンを開け閉めしないで肘下くらいまで腕まくりができるようになったので、けっこう便利なんですよ^ - ^
これ以外に、袖口にゴムループを付けて袖巾を調整できるようにする簡単な方法もあります。お洋服の状況+ご要望を擦り合わせて、最善のご提案をいたします。
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